レイピカケのハワイアンジュエリーを作る、ハワイ・オアフ島在住のKenさん
28歳でハワイアンジュエリーの職人になり、30年以上経った今もそのキャリアを積み重ねている。
繊細なデザインができるまでのルーツとジュエリーに対する彼の想いを聞いてみよう。
leipikake: | Kenさんが職人になられたという30年以上前、当時ハワイにどのくらいの職人がいたのですか? |
ken | 5人から多くて10人ほどだったと思うよ。 |
leipikake: | 今は何人くらいいるのですか? |
ken | 50人以上はいるかな?。 |
leipikake: | なぜハワイアンジュエリーの職人になろうと思ったのですか? |
ken | もともと絵を描くのが好きでね、その延長で、趣味としてハワイアンジュエリーのデザインを彫り出したのが始まりかな? |
leipikake: | 師匠のような人はいたのですか? |
ken | ハワイアンの友達に少しだけ教わったよ。彼はもう引退してしまったけどね。 |
leipikake: | Kenさんはデザインを彫るとき、下書きはしないのですか? |
ken | 基本的には、下書きはしないよ。 |
leipikake: | ハワイアンジュエリーのデザインには、スクロール、マイレ、プリンセス、ホヌ、バードオブパラダイスなど、様々な模様がありますが 最も好きなデザインは何ですか? |
ken | 一番好きなのは、プルメリア、あとは、スクロールとハワイアンフラワーかな。でも、ハイビスカスとプルメリアが一番ハワイアンジュエリーには、適してると思う。ジュエリーにするとハワイの花の揚々とした美しさがひきたつんだ。 |
leipikake: | このハワイでも「一流の職人」と言われているKenさんですが、数多くの職人がいるなかで「一流」と言われるのは、どのような条件からだと思いますか? |
ken | 僕の場合ロコ(ハワイの地元の人)からの評価がいつの間にか高まり、知らず知らずの間にみんなから評価を得るようになったんだと思う。評価してくれる人がいて、その環境があったからじゃないかな。 |
leipikake: | Kenさんが作る本物のハンドメイドのハワイアンジュエリーが持つ一番の魅力は何でしょうか? |
ken | たとえば大量生産されるものは、総てが同じになってしまっている。雰囲気や味が感じられないんだ。 |
leipikake: | 作り上げていくとき、最も気をつかうことは、なんでしょうか? |
ken | もちろん、仕上がりの美しさ。最終の形がこの先何十年も残るわけだからね。 |
leipikake: | では、レイピカケと出会ったお客様に何かメッセージをお願いします。 |
ken | これからも、ひとつひとつ、個性を持った仕上がりのジュエリーを作ります。 |
エピローグ
Kenさんは、とても仕事を愛している。
50人以上はいると言われているハワイアンジュエリー職人だが、実に彼の元から多くの職人が育っている。
彼らが独立して、ほかの工房を開いていることについても、応援する気持ちの方が強いのだ。
彼の作るハワイアンジュエリーには、なぜか他にはない「優しさ」がある。その優しさの理由は何なのか?
その答えを、ぜひあなたに見つけてほしい。 レイピカケのハワイアンジュエリーと過ごす、しあわせな毎日のなかで・・・。